CCNA学習ロードマップ ― ネットワークの土台を固める
CCNAは「ネットワークをちゃんと理解したい人」の登竜門です。このページは、CCNA(試験番号 200-301)の出題範囲を6分野で整理し、そのうち土台となる基礎部分を、infravisの無料教材(図解記事・可視化・練習ツール)で学べるように対応づけたものです。
はじめに正直にお伝えします。
infravisで固められるのは、CCNAの「考え方・仕組み」の土台(OSI・IPアドレス・サブネット・ルーティングの理屈など)です。一方でCCNAは、Cisco機器の設定(IOSコマンド)が大きな比重を占めます。その部分は本サイトの範囲外なので、下の表で「ここで学べる/さわりだけ/設定を練習」を分けて示します。なお、設定の練習に本物の機器は不要で、無料のシミュレータ「Cisco Packet Tracer」などで学べます。まず土台を固め、設定はシミュレータや書籍で、という順番がおすすめです。
CCNAってどんな試験?
| 正式名称 | Cisco Certified Network Associate(CCNA) |
|---|---|
| 試験番号 | 200-301(1科目) |
| 試験時間 | 120分 |
| 問題数・合格点 | 公式には非公表(問題数はおよそ100問前後、合否はスコア制) |
| 受験料 | 約300 USD(為替・改定で変動) |
| 有効期限 | 3年(更新が必要) |
| 出題形式 | 選択式に加え、実機を模した設定・シミュレーション問題 |
※ 最新の受験料・出題方針は Cisco 公式サイトで必ずご確認ください。数値は目安です。
試験範囲6分野 × infravisの教材
CCNA(200-301)は次の6分野から出題されます(カッコ内は配点の目安)。各分野で「どこまでinfravisで学べるか」を対応づけました。
ここで学べる 仕組み・考え方が、この無料サイトで分かる
さわりだけ 入門はここ。くわしくは参考書・実機で
設定を練習 無料シミュレータ(Cisco Packet Tracer)などでコマンド設定を練習(本サイトには無い)
① ネットワークの基礎
約20%| OSI参照モデル/TCP-IP | ここで学べる | OSIを世界一わかりやすく・7層の可視化 |
| IPアドレス(IPv4) | ここで学べる | IPアドレスの仕組み・用語 |
| サブネッティング | ここで学べる | サブネットマスク・計算練習ツール・CIDR計算機 |
| MACアドレス・ARP | ここで学べる | IPとMACの違い・可視化 |
| ポート番号・TCP/UDP | ここで学べる | ポート番号とは・TCPの可視化 |
| ケーブル・無線の物理仕様 | 設定を練習 | 専門教材・機器で(本サイト範囲外) |
② ネットワークアクセス(スイッチング)
約20%| スイッチの基本動作 | さわりだけ | スイッチの可視化で考え方を |
| VLAN・トランク(802.1Q) | 設定を練習 | Cisco IOS設定の練習が必要 |
| STP(スパニングツリー) | 設定を練習 | 同上 |
| EtherChannel・無線LAN(WLC) | 設定を練習 | 同上 |
③ IP接続(ルーティング)
約25%| ルーティングの考え方 | さわりだけ | ルーティングの可視化で仕組みを |
| スタティックルート・デフォルトGW | 設定を練習 | Cisco IOS設定の練習が必要 |
| OSPF(動的ルーティング) | 設定を練習 | 同上 |
| FHRP(HSRPなど) | 設定を練習 | 同上 |
④ IPサービス
約10%⑤ セキュリティの基礎
約15%| セキュリティの考え方・脅威 | ここで学べる | NWセキュリティの基礎・可視化 |
| 暗号・HTTPS・証明書 | ここで学べる | HTTP/HTTPS・ディジタル証明書 |
| ACL・ポートセキュリティ | 設定を練習 | Cisco IOS設定の練習が必要 |
| VPN・無線セキュリティ | 設定を練習 | 同上 |
⑥ 自動化とプログラマビリティ
約10%まずはここから ― サブネッティングを手で解けるように
CCNAの基礎で最初の関門になりやすいのがサブネッティングです。電卓なしで速く正確に解けると、その後の学習がぐっと楽になります。ランダム出題+即採点で反復できる練習ツールを用意しました。
🎯 サブネット計算 練習ツール ― ネットワークアドレス・ブロードキャスト・ホスト数を、手を動かして反復。ブロックサイズ法の解説つき
おすすめの学習順
- 土台を固める:OSI → IPアドレス → サブネッティング → ルーティング/スイッチングの「考え方」(上の ここで学べる をひと通り)
- サブネットを反復:練習ツールで手が止まらなくなるまで
- 実機に進む:Cisco Packet Tracer などのシミュレータや書籍・講座で、VLAN・ルーティング・ACLの設定を手で打つ(設定を練習 の範囲)