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NATとは?

NAT(Network Address Translation)とは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する技術です。家庭や社内のLANで使うプライベートIPのままではインターネットに出られないため、ルーターが出入り口で住所を書き換えます。

とくに、1つのグローバルIPを複数の端末で共有できるのが便利な点。これはNAPT(IPマスカレード)というしくみで、IPアドレスだけでなくポート番号も付け替えて、「どの端末の通信か」を見分けています。だから家中の複数の機器が、1つのグローバルIPで同時にネットを使えます。

NAT:出入り口で送信元IPを書き換える PC(LAN内) 192.168.1.10 プライベートIP NATルーター 内 192.168.1.1 外 203.0.113.5 Webサーバー 198.51.100.34 グローバルIP 送信元IPを「192.168.1.10 → 203.0.113.5」に書き換えて外へ送る
図:NATが出入り口でプライベートIPをグローバルIPに変換。NAPTはポート番号も付け替えて複数端末を見分ける

NATは、数が限られたIPv4アドレスを節約する枯渇対策としても重要な役割を果たしてきました。

基本情報技術者試験では、プライベート⇔グローバルの変換、NAPTによるポート変換、IPv4枯渇対策としての位置づけが問われます。

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