ハッシュ計算機

テキストまたはファイルのハッシュ値(MD5 / SHA-1 / SHA-256 / SHA-512)を計算します。処理はすべてブラウザ内で行われ、入力した内容やファイルが外部に送信されることはありません。

テキストから計算

ファイルから計算

ISOイメージやインストーラーの改ざんチェックに。配布元が公表しているハッシュ値と比較してください(200MBまで)。

ハッシュ値とは

ハッシュ値は、データから計算される固定長の「指紋」です。元データが1ビットでも変わるとハッシュ値は全く別の値になるため、ファイルが改ざん・破損していないかの確認に使われます。Linuxのインストールイメージ(ISO)の配布ページに「SHA256: ab12...」と書かれているのは、ダウンロード後にこの値と照合して完全性を確かめるためのものです。

どのアルゴリズムを使うべきか

新しく選ぶならSHA-256が標準です。MD5とSHA-1は「同じハッシュ値を持つ別データを意図的に作る攻撃(衝突攻撃)」が現実的になっているため、セキュリティ用途(署名・パスワード保存など)では非推奨です。ただし、ダウンロードファイルの破損チェックのような完全性確認には今でも広く使われており、配布元がMD5しか公表していない場面のために本ツールでも対応しています。

ハマりやすいポイント

照合は小文字にそろえて。 16進のハッシュ値は大文字小文字を区別しません。配布元が大文字、コマンド出力が小文字ということもよくあります。目視で1文字ずつ見比べるより、両方を小文字にそろえて比較するか、前後に空白が紛れていないかを確認すると確実です。

ハッシュ値そのものが信頼できて初めて意味がある。 チェックサムは「壊れていないか」を確かめる仕組みです。悪意ある改ざんまで防ぐには、ハッシュ値を信頼できる経路(HTTPSの公式ページや署名)で入手している必要があります。攻撃者がファイルと一緒にハッシュ値も書き換えられる状況では、照合しても意味がありません。

パスワード保存に「生のSHA-256」は使わない。 パスワードの保管では、利用者ごとに異なるソルトを加えたうえで、bcrypt・Argon2・PBKDF2 といったあえて計算を重くしたハッシュを使うのが定石です。SHA-256は高速な分だけ総当たり攻撃も速く進むため、そのままではパスワード保存に不向きです。

よくある質問

Q. コマンドで計算するには?
A. Linuxは sha256sum ファイル名、PowerShellは Get-FileHash ファイル名(既定でSHA-256)です。本サイトのコマンド対訳表にも収録しています。

Q. ハッシュ値からパスワードを復元できる?
A. ハッシュは一方向の計算で、値から元データを直接復元することはできません。ただし単純なパスワードは「よくある文字列のハッシュ値一覧(レインボーテーブル)」と照合され破られるため、ハッシュ化されていても弱いパスワードは危険です。

Q. 同じテキストなのに他のツールと値が違う。
A. 文字コードや改行コードの違いが原因のことがほとんどです。本ツールはUTF-8(改行はそのまま)で計算しています。末尾に改行が入っているだけでも値は変わります。