スループットとは?
スループット(throughput)とは、一定時間あたりに処理できる仕事量、つまり処理能力のことです。ネットワークなら実際に流せるデータ量(bps)、システムなら単位時間に終わる処理の件数などで表します。
混同しやすいのがレスポンスタイム(応答時間)との違いです。レスポンスタイムは「1件が終わるまでの速さ」、スループットは「まとめてどれだけさばけるか」。この2つは必ずしも一致しません。たとえば工場でたくさんの製品を並行して作れば、1個あたりの製造時間(レスポンスタイム)は長くても、全体の生産量(スループット)は高くなります。
システムが混雑すると、待ち行列が伸びて1件あたりは遅くなる一方、処理は詰まって流れ続けるためスループットは高い、という状態も起こります。どこが上限(ボトルネック)かを見極めることが性能改善の鍵です。
基本情報技術者試験では、処理能力としての意味、レスポンスタイム・ターンアラウンドタイムとの違い、ボトルネックが問われます。
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