ホーム用語辞典 > キュー

キューとは?

キュー(queue)とは、データを「先に入れたものから先に取り出す」形でためておくデータ構造です。この出し入れの決まりを FIFO(First In First Out:先入れ先出し) と呼びます。

イメージはレジや改札の行列。後ろから並び(エンキュー:enqueue)、先頭から抜けていきます(デキュー:dequeue)。入る口(後ろ)と出る口(前)が反対側にあるのが特徴で、並んだ順番がそのまま処理される順番になります。

キュー:後ろに並び(enqueue)、前から出る(dequeue) = FIFO A B C ← dequeue 先頭(A)から出る enqueue ← 後ろに追加 並んだ順(A→B→C)にそのまま処理される
図:キューは先入れ先出し(FIFO)。並んだ順にそのまま処理される

使われ方は、プリンタの印刷ジョブ処理待ちのタスクなど「来た順に公平にさばく」場面。アルゴリズムでは、幅優先探索(BFS)で「次に調べる候補」を並べるのにも使われます。

基本情報技術者試験では、「キューはFIFO」「エンキュー/デキュー後の中身」などが問われます。対になる構造が、後に入れたものから出すスタック(LIFO)です。

🔗 関連:スタックとキューの可視化(エンキュー/デキューを操作して体感)/ データ構造をやさしく図解用語辞典トップ